乳腺外科 渡辺理恵
乳がんは早期発見し速やかに治療へつなげることで死亡率は低くなります。乳がんは40歳代から60歳前半がピークとされていますが、最近は70歳以上も増加傾向にあります。また、20歳から30歳で発症する方もいます。ですが日本の乳がん検診率は40%程度と欧米に比べてかなり低い状況です。
これまでに大学病院や地域医療支援病院で乳房疾患や甲状腺疾患に携わってきたなかで、無症状で検診を受け、乳がんと診断され治療により今も元気に過ごされている方、乳房にしこりを持ちつつ何年も受診できずに困り果ててから受診される方、いろんな方の乳がん治療を経験させていただきました。何年もしこりを抱え続ける不安より、受診する垣根の方が高い方もいらっしゃいます。何よりできるだけ早めに乳がん検診を受けていただきたいと思っております。
皆さまが受診しやすいような雰囲気づくり、また、すでに乳がん発症し内分泌療法や経過観察などが必要な方、良性腫瘍の経過観察が必要な方が継続して受診しやすいように努めてまいります。 仕事や子育て、介護で忙しい時期で、悩みはさまざまですが、まずはお気軽に受診ください。 患者さまにとって医療はわからないことだらけだと思います。 検査や病状説明など、できる限り優しい言葉で説明し、ご理解と納得をしていただけるように努めます。
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